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物原

 今年3回目の窯出しをした。
 結果はあまりよくなくて、不良品もけっこう出た。

 不良品が出ると、使えそうな物は2等品として残すが、どうしようもない物は割らざるをえない。
 そうして失敗作が割られてできるのが物原。

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 粘土は焼いてしまうと土に還れなくなる。
 いつも自分で作った陶器を割る時は悲しい気持ちになる。

 物原は失敗作が捨てられてしまう場所だが、昔の窯跡となると話は変わってくる。

 かつて窯があった跡の傍にはだいたい物原があって、そこを掘ると当時焼かれていた焼き物の欠片が出てくる。
 いわゆる陶片というやつで、これを見る事で当時使われていた土や、形の作り方や、釉薬の事や、窯の焚き方がある程度分かったりする。
 学術的に価値があるので、博物館でも陶片を陳列している所がけっこうある。

 僕の物原は将来的にそういう役には立たないので、失敗作はなるべく出さないように努力したいところだ。

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テーマ : こんなお話
ジャンル : ブログ

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まっことそうだね。
うちにはそんな場所がないので、不燃ごみで出しています。

不良品

 不良品もいくつかは自分で使いますが、それも限界があるのでどうしても捨てざるをえないですよね。
 二等品も考えて売らないと自分の首を絞める事になるので気を遣います。

プロフィール

atiron

Author:atiron
名前:乗田 忠明
生年:1977年
出身:京都市左京区

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