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ゼーゲルコーン

   <陶芸道具紹介シリーズ第1弾>
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 おっす!おらゼーゲルコーン。

 と、雪も無いのにひと滑りしたところで今日のお話。
 工房を訪れてくれた人が「何これ?」と聞いてくる事が一番多いのが、このゼーゲルコーンである。

 台座となっている部分は道具土と言って、高温で焼いても焼き締まりにくい特殊な土で、窯を詰める時にいろいろと役に立つ。
 そこにピサの斜塔みたいに傾いているオベリスクみたいな物がゼーゲルコーンだ。

 端的に言えば、ゼーゲルコーンは熱量を測る物。
 電気窯はマイコン制御なので温度の上がり方は毎回だいたい同じになるが、その日の気温や、作品と窯の湿気具合や、詰めている物の量、扉を閉めていく早さ、酸化か還元かなど様々な条件によって作品が受ける熱量は変わってくる。
 温度計ではそれは測れないのだ。

 ゼーゲルコーンは色味穴と呼ばれる穴から覗ける位置に作品と一緒に窯に詰めておく。
 熱量が一定の値に近づくとコーンが傾いてくるので、それを目安に火を止めるタイミングを計る。

 一定の値というのはそれぞれのゼーゲルコーンに設定された耐火度の事で、例えばSK7というゼーゲルだと、酸化焼成で一時間に100℃づつ昇温した場合(だったと思う)に1230℃に達するとコーンの先端が台座に着くように作られている。

 とは言ってもこのゼーゲルコーン、けっこうアバウトな代物で、台座の作り方や、差す深さ・角度はもちろん、物によっても倒れ方が違ったりする。
 なので人によっては複数個入れたり、1つ耐火度が高いか低いゼーゲルを入れてより正確に測れるようにする。

 ちなみにですが、桃井かおりさんが使っているSK-Ⅱとは関係ありません。
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名前:乗田 忠明
生年:1977年
出身:京都市左京区

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